セルフでワックス脱毛をおこなうときの注意点は？種類と選び方を解説

こんにちは！愛媛県西条市に拠点を構えるエステティックサロン「3Nine」です。私たちはお客様のお悩みに合わせたメニューの提案をおこなうなど、お客様に満足していただけるようなサービスの提供を目指しているサロンです。本日はセルフでおこなうワックス脱毛をテーマに、脱毛に使われるワックスの種類と選び方についてお話していきます。一言に脱毛に使うワックスと言ってもさまざまな種類があります。ここではそれぞれのワックスの特徴と選ぶときのポイントを紹介していきます。

水性のワックスは砂糖やはちみつなどを原料として使用しており、ソフトワックスやシュガーワックスとも呼ばれています。水で簡単に洗い流すことができ、肌に優しいのが特徴です。その反面粘着力が弱いために、うぶ毛や短い毛などが脱毛しきれずに残ってしまうというというデメリットがあります。

ハードワックスなどとも呼ばれる油性ワックスの原料は、天然のロジン(松ヤニ)やロジンエステルというエステル樹脂です。水性のものと比べると吸着力が高く、薄い毛や短い毛でも一度の脱毛で処理することが可能です。しかし吸着力が高いために皮膚ごと剝がれてしまうどのリスクがあり、肌への負担が高くなってしまう可能性があります。また衣服などについてしまうと取れなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

足や腕などの広範囲を脱毛する場合や肌への負担を軽減したい方、ワックス脱毛初心者の方には肌への負担が少なく扱いやすい水性ワックスがおすすめです。短い毛までしっかりと脱毛したい方は油性ワックスを使用すると良いでしょう。

鼻毛用のスティックタイプのものが売られていたり、髭などを脱毛するための顔専用のものが売られていたりします。肌荒れなどを防ぐためにも、部位に合わせて専用のものを選びましょう。

ワックスには敏感肌用と記載されているものもあります。肌質に合わせてワックスを選び、肌のコンディションが悪い時は使用を控えることで肌トラブルのリスクを軽減することができます。

ワックスには使用期限があり使いきれないと捨てることになるため、パッケージに記載されている内容量をしっかりチェックして選ぶと良いでしょう。

脱毛部位に皮脂や汚れがあるとワックスが密着しづらくなったり、肌トラブルのリスクが高まります。また、脱毛前にシャワーなどを浴びることで肌や毛が柔らかくなり脱毛しやすくなります。脱毛前の肌は何もついていない状態にし、水気もよく拭きとっておくと良いでしょう。

ワックス脱毛に最適な毛の長さは、１～２㎝程度だといわれています。長すぎても短すぎてもワックス脱毛には適さないため、事前にしっかりと整えておくことが重要です。

ワックス剤が硬すぎる場合は人肌の湯煎で温め、柔らかすぎる場合は冷蔵庫で冷やし固めるなどして使用しやすい硬さにしておきましょう。ワックスをスパチュラなどにとり、数回に分けて少しずつ塗布していきます。１㎝程度の厚さになるように毛の流れに沿ってムラなく塗るようにすると綺麗に脱毛ができます。

水性のワックスはワックスの上からシートをしっかりと密着させて剥がし、油性ワックスの場合はワックスが固まれば剥がすことができます。剥がす際は毛の流れと逆方向から、勢いよく一気に剥がします。

ワックスを剥がしたあとにその部位を押さえることで痛みを軽減することが期待できます。止血をするイメージで押さえましょう。

脱毛後は肌がデリケートな状態になっているため、日焼けなど肌への刺激になることは避け、冷やしタオルで冷やしたり保湿ケアをしっかりとおこなうことが重要です。

ワックス脱毛は比較的安価で、ご自宅でも気軽に脱毛をすることが可能です。カミソリなどのような剃った後のチクチク感はなく、脱毛のように何回も通う必要もありません。しかし肌への負担がかかったり、脱毛効果が長く続くわけではないという一面もあるので、そういった点も理解した上で上手に活用してみたはいかがでしょうか。